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展示室が1室のため常設展示ではなく、年6回の展示替により様々な資料をご覧いただけるよう努めています。

現在の展示

「道産子力士」

展示期間 平成29年(2017)8月21日(月)~10月20日(金)

 歴代最多8人もの横綱を生んだ北海道。特に大鵬(弟子屈〈てしかが〉町)・北の湖(壮瞥〈そうべつ〉町)・千代の富士(福島町)は、優勝回数や連勝などで多くの記録を残し、相撲史にその名を刻みました。平成26年(2014)7月場所に十両昇進を果たした旭大星(旭川市)は、北海道出身関取100人目となり、平成12年以来14年ぶりの道産子関取誕生に沸きました。
 北の富士(旭川市)・北天佑(室蘭市)らの「北」や、名寄岩(名寄〈なよろ〉市)・琴千歳(千歳市)などの地名にちなんだしこ名には、郷里への思いが込められています。
 今回は、北海道出身力士にスポットを当てて展覧会を開催いたします。「相撲王国・北海道」の力士たちについて、改めて振り返る機会となれば幸いです。

48代横綱 大鵬 幸喜
1 48代横綱 大鵬 幸喜
 弟子屈(てしかが)町出身。身長187cm・体重153kg。二所ノ関部屋伝統の猛稽古で鍛え上げられ、21歳3ヶ月の若さで横綱となり、優勝32回、45連勝など数々の記録を打ち立てた。
55代横綱 北の湖 敏満
2 55代横綱 北の湖 敏満
 壮瞥(そうべつ)町出身。身長179cm、体重169kg。左四つ・寄り切りを得意手として、史上最年少21歳2ヶ月で横綱に昇進し、優勝24回などの記録を残した。
58代横綱 千代の富士 貢
3 58代横綱 千代の富士 貢
 福島町出身。身長183cm、体重127kg。立合いからの速攻や上手投げを得意とし、通算1045勝・優勝31回・53連勝など多くの記録を作った。
十枚目 旭大星 託也
4 十枚目 旭大星 託也
 旭川市出身。身長184cm、体重145kg。前ミツを取っての出し投げを得意とする。平成26年(2014)7月場所から十枚目に昇進し、約14年ぶりに北海道出身関取が誕生した。
千代の山雅信使用の化粧廻し三つ揃い
5 千代の山雅信使用の化粧廻し三つ揃い
 福島町出身。身長190cm、体重122kg。長身で筋肉質の体つきからの突っ張りは、他を圧倒した。引退後は九重部屋を興し、52代横綱北の富士・58代横綱千代の富士らを育てた。
 横綱の化粧廻しには葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が、太刀持ち・露払いのものには俵屋宗達の「風神雷神図」が描かれている。
北の富士勝昭使用の赤綱
6 北の富士勝昭使用の赤綱
 旭川市出身。身長185cm・体重135kg。かち上げからの速攻、外掛け、上手投げを得意とした。昭和45年(1970)初場所後、玉の海と同時に横綱昇進し、「北玉時代」を築いた。
 北の富士は、平成14年(2002)2月23日にホテルニューオータニの特設土俵にて還暦土俵入りを行った。
名寄岩静男 手形
7 名寄岩静男 手形
 名寄(なよろ)市出身。身長173cm・体重128kg。つり出し・掬い投げを得意として大関に昇進し、多くの病と闘いながら40歳まで現役を続けた。
式守伊三郎使用の軍配
8 式守伊三郎使用の軍配
 白糠(しらぬか)町出身。三役格行司。昭和11年(1936)1月初土俵、同62年10月に現役のうちに亡くなった。この軍配は、24代木村庄之助が使用したのちに譲られたもの。
 表面の書は、豊道慶中(号・春海)によるもの。明治11年(1878)に栃木県大田原市に生まれ、昭和62年(1987)に天台宗の大僧正となる。書家としても活躍し、昭和42年に文化功労者に選ばれた。
※このほか、大鵬・北の湖・千代の富士の化粧廻し三つ揃いや名寄岩の手形、31代木村庄之助の書などを展示するほか、過去の北海道出身幕内力士や現在の北海道出身力士についても写真で紹介。132点の資料で構成します。

展示解説のお知らせ

日時 9月9日(土)の14時から
参加ご希望の方は相撲博物館展示室までお越しください。

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