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過去の展示 - 平成20年

明治の写真展

展示期間 平成20年(2008)10月21日(火)~平成20年(2008)12月19日(金)

明治の写真展

 幕末から明治時代にかけての写真技術の伝来と発達は、各方面に大きな影響を与えました。相撲も例外ではなく、力士の姿をありのままに伝える写真は、錦絵に替わる存在となって人々に親しまれ、明治後期には多数の絵はがきが作られるようになりました。同時に日本独特の娯楽、競技である相撲は、日本を海外に紹介するための素材の一つとして盛んに撮影されました。
 今回の展覧会は、鬼面山谷五郎、小錦八十吉、大砲万右衛門など明治時代に活躍した横綱を初めとする名力士の肖像や、土俵入り、取組の様子を撮影した古写真、名刺判写真、絵はがきなどの資料を通じて、明治時代の大相撲界をご紹介いたします。

常陸山谷右衛門展

展示期間 平成20年(2008)8月26日(火)~平成20年(2008)10月17日(金)

常陸山谷右衛門展

 茨城県水戸市出身の常陸山谷右衛門は今からおよそ100年前、明治時代から大正時代にかけて活躍した第19代横綱です。第20代横綱の二代目梅ケ谷藤太郎とともに「梅・常陸」と並び称され、相撲界に一時代を築きました。常陸山が活躍した時期には、相撲を開催するための屋内施設として旧両国国技館が開館したのをはじめ、さまざまな制度改革が行われ、大相撲は新時代を迎えていました。常陸山は現役中にアメリカ・ヨーロッパを漫遊するなど進取の気風に富む一方、武士道の精神に基づき力士の品位を重んじました。相撲協会の運営で手腕を発揮するとともに、弟子からは3人の横綱をはじめ多くの関取を誕生させています。
 今回の展示では、「御大」「角聖」と称されて慕われた名横綱常陸山についてご紹介いたします。

連勝記録展

展示期間 平成20年(2008)6月24日(火)~平成20年(2008)8月22日(金)

連勝記録展

 「記録は破られるためにある」という言葉がありますが、スポーツには様々な記録がつきものです。大相撲の世界も同様で、優勝回数、勝ち星、連続出場など、力士たちが記録を作ってきました。
 これらの記録のなかでも連勝記録は、簡単に作ることができるものではありません。昭和以降の幕内では、戦前の双葉山の69連勝がいまだに破られていません。現在の大相撲でも全勝優勝はなかなかできないことからも、連勝を続けることがいかに難しいことかがよくわかります。
 本展では化粧廻し、取組写真を中心に、昭和以降の連勝記録をご紹介いたします。当時の相撲界を振り返りながら、記録に挑んだ力士、記録を阻止しようと奮闘した力士の姿をご覧いただければ幸いです。

徳川将軍の上覧相撲 ~江戸相撲の栄誉~

展示期間 平成20年(2008)4月22日(火)~平成20年(2008)6月20日(金)

徳川将軍の上覧相撲 ~江戸相撲の栄誉~

 寛政3年(1791)6月11日、江戸城吹上御庭で、第11代将軍徳川家斉の上覧相撲が行われました。当時の相撲界は、谷風梶之助と小野川喜三郎が覇を競い合い、強豪力士の雷電為右衛門も登場し活況を呈していました。そうした折りに、幕府の最高権力者である将軍が相撲を観戦し、成功を収めたことは、相撲界にとって大きなできごとでした。将軍が観戦するに足る格式を相撲が持っていることが公に認められたからです。この上覧相撲の評判により、相撲の人気はいっそう高まりました。
 相撲の隆盛に大きな役割を果たした将軍の上覧相撲は、寛政3年を含めて7回行われています。
 今回の展示では、それぞれの上覧相撲で結びの一番を務めた力士を中心に、上覧相撲についてご紹介いたします。

明治の錦絵

展示期間 平成20年(2008)2月19日(火)~平成20年(2008)4月18日(金)

明治の錦絵

 明治初期は日本が近代化に向け大きく変貌を告げた時代です。錦絵の世界でも横浜絵に続き開花絵といわれる文明開化を伝える錦絵が流行します。印刷技術も木版から銅版・石判・金属平板・写真製版など大きく変化しています。
 相撲絵は江戸時代から続く歌川門下の国輝・国明などが明治10年代まで活躍し、その後は芳年を中心とする絵師や小林清親や尾形月耕などの絵師により描かれてきました。木版から石版画などへ移行する中、相撲絵の版元として知られる松木平吉(錦絵版元・両国太平版)は木版にこだわり、大正まで玉波・美邦などの絵師に相撲絵を描かせています。
 今回の展示を通じて、明治期の相撲絵の移り変わりを堪能していただければ幸いです。

親子兄弟力士展

展示期間 平成20年(2008)1月7日(月)~平成20年(2008)2月15日(金)

親子兄弟力士展

 親子や兄弟で同じ職業、分野で活躍する人は珍しくありません。相撲界でも、江戸時代以来、多くの親子力士、兄弟力士が活躍してきました。しかし親子や兄弟で同じ道を歩むことは、決してたやすいことではありません。子は父に追いつけ、追い越せと稽古に励みました。兄弟力士は本割で対戦することはありませんが、お互いをライバルとして昇進を競いました。
 本展では親子、兄弟で活躍した力士を、化粧廻し、取り組み写真、映像などを用いてご紹介いたしております。親子兄弟で切磋琢磨した姿をご覧いただければ幸いです。