ホーム  > 国技館のご案内 > 相撲博物館 > 展示紹介 > 過去の展示

過去の展示 - 平成27年

戦後70年「大相撲と戦争」

展示期間 平成27年(2015)10月20日(火)~平成27年(2015)12月18日(金)

戦後70年「大相撲と戦争」

 平成27年は戦後70年の節目の年です。戦争の影響は大相撲にも大きく及び、力士をはじめ多くの協会員が戦地に赴き、勤労奉仕をし、空襲で被害を受けました。戦後もしばらくの間、開催時期や興行場所が定まりませんでした。今日の大相撲は、戦争による苦難を乗り越えて存在していると改めて感じます。
 今回、戦後70年を機に、日中戦争・太平洋戦争下の大相撲の様子を展示するとともに、戊辰戦争、日清戦争、日露戦争などとの関わりもあわせて紹介いたします。
 大相撲から戦争をとらえることで、戦争の惨禍と平和の尊さについて考える機会になれば幸いです。

部屋別総当たり制導入50年「昭和40年1月場所」

展示期間 平成27年(2015)8月25日(火)~平成27年(2015)10月16日(金)

部屋別総当たり制導入50年「昭和40年1月場所」

 昭和40年(1965)1月場所から、部屋別総当たり制が導入されました。それまでは、親子、兄弟関係にある部屋同士の対戦は組まれない方式(一門系統別)でした。昭和39年ごろは大相撲の人気が低迷しており、これを打開する方策の一つとして、時津風理事長(元横綱双葉山)の主導により、部屋別総当たり制への移行が決まりました。これによって、栃ノ海(春日野部屋)と佐田の山(出羽海部屋)、大鵬(二所ノ関部屋)と玉乃島(のち玉の海、片男波部屋)など、新しい取組が増えるとともに、対戦相手の不均衡がかなり解消されるとあって、場所前から大きな注目を集めました。力士にとっては、相撲を取りにくいという気持ちもあったようですが、ファンからの好評を得て成功に終わり、現在に至っています。
 今年で部屋別総当たり制導入から50年を迎えたのを機に、昭和40年1月場所の横綱・大関をはじめ幕内力士の化粧廻しや取組写真、当時の相撲専門誌などから、取組制度の大改革が行われた場所を振り返ります。

東海四県と大相撲

展示期間 平成27年(2015)6月23日(火)~平成27年(2015)8月21日(金)

東海四県と大相撲

 現在大相撲の本場所は年6回行われています。最後に加わったのが七月場所で、昭和33年(1958)から名古屋が開催地となっています。50年以上を経て、七月場所は夏の名古屋にすっかり定着しました。もともと名古屋は江戸(東京)、大阪、京都に次いで相撲の興行が盛んに行われ、特に三河は地域の相撲が盛んな土地として知られていました。
 今回、七月場所の開催にあわせ、七月場所の草創から現在までや優勝力士を紹介するとともに、51代横綱玉の海正洋(愛知県出身)、57代横綱三重ノ海剛司(三重県出身)をはじめ東海四県出身の幕内力士、大正時代の名古屋国技館、関東大震災の影響で大正13年(1924)1月に名古屋に場所を移して行われた東京相撲の本場所などから、東海地方と大相撲の関わりを探ります。

両国国技館開館30年記念「両国国技館を沸かせた力士たち」

展示期間 平成27年(2015)4月22日(水)~平成27年(2015)6月19日(金)

両国国技館開館30年記念「両国国技館を沸かせた力士たち」

 両国国技館は、昭和60年(1985)1月の開館から平成27年(2015)1月で30年を迎えました。年3回の東京本場所の会場として、数々の熱戦の舞台となり、名力士を育んできました。両国国技館の土俵に立った横綱は15人、大関は19人を数えます。
 開館から30年の節目にあたり、両国国技館で活躍した横綱や大関の化粧廻しをはじめ、この30年間で三役以上に昇進した力士の写真を展示するとともに、両国国技館の建設から完成、初めての本場所となった昭和60年1月場所の様子を紹介します。
 十年一昔と言いますが、30年の間に両国国技館周辺の風景、大相撲の覇者も移り変わっていきました。印象に残っている力士は誰でしょうか。この展覧会から大相撲の30年を振り返っていただければ幸いです。

しこ名考

展示期間 平成27年(2015)2月17日(火)~平成27年(2015)4月17日(金)

しこ名考

 大相撲の力士はしこ名を名乗ります。しこ名は、もともと「醜名(しこな)」と書き、自らを卑下して謙遜するために名乗るもので、古くは強い人のことも表したといわれています。遠藤のように本名の力士もいますが、郷土の山や海にちなんだり、「龍」や「鵬」など力がありそうな伝説の動物にあやかったりしてしこ名をつけます。師匠や親がかつて名乗っていたしこ名を受け継ぐこともあります。しこ名には力士への期待が込められているのです。佐渡ケ嶽部屋は「琴」、片男波部屋は「玉」と、その部屋にちなんだ字を冠することもよくあります。
 この展覧会ではしこ名に注目します。「柏戸」や「朝潮」など、江戸時代や明治時代から受け継がれてきた伝統のあるしこ名を中心に構成するとともに、珍名といわれるしこ名のいくつかを紹介いたします。

大相撲 新春を寿(ことほ)ぐ

展示期間 平成27年(2015)1月5日(月)~平成27年(2015)2月13日(金)

大相撲 新春を寿(ことほ)ぐ

 平成27年(2015)最初の展覧会として、「大相撲 新春を寿ぐ」を開催いたします。新年にあたり、夢や希望を新たにされた方も多いと思います。力士も、優勝や昇進、技術の習得や心身の成長、健康やけがの回復など、その年の自分の目標を決め、その実現を目指して日々の稽古や治療に励みます。
 この展覧会では、みなさまがすばらしい一年を過ごされるように願いを込めまして、新年にふさわしい日の出や宝船、鶴などの縁起物を配した化粧廻し、力士や親方、行司による「寿」や「福」といっためでたい文字の書などを展示いたします。