ホーム  > 国技館のご案内 > 相撲博物館 > 展示紹介 > 過去の展示

過去の展示 - 平成28年

「第7回 新収資料展」

展示期間 平成28年(2016)10月25日(火)〜12月26日(月)

「第7回 新収資料展」

 当館では、毎年多くの皆様から相撲に関する資料をご寄贈いただいております。力士の化粧まわしや作品、写真、行司の装束をはじめ、いずれも相撲の歴史・ 文化を伝える貴重なものばかりです。今回は平成26年から28年までに収蔵した初公開の資料を中心にご紹介いたします。
 激しい勝負の世界だけではない大相撲の歴史・伝統・美を感じながら、この機会にごゆっくりとご覧いただければ幸いです。末筆ではございますが、ご寄贈いただいたみなさまには、厚くお礼申し上げます。

「抱え相撲の世界」

展示期間 平成28年(2016)8月18日(木)〜10月21日(金)

「抱え相撲の世界」

 江戸時代の身分制度は、士農工商とよくいわれています。しかし実際には僧侶・絵師・歌舞伎役者など、さまざまな人々が社会を構成していました。相撲を生業として生活していた力士たちも、身分の枠にとらわれない存在だったといえるでしょう。
 文政10年(1827)、江戸幕府は、大名家抱えの力士は武士、それ以外は浪人であるという見解を示しています。抱え以外の力士をすべて浪人とするのは強引かもしれませんが、 農民や町人出身の若者も、力士になることにより武士・浪人となったのです。江戸時代後期、相撲を嗜好する大名は有力な力士を競って召し抱えます。人気と実力を兼ね備えた抱え相撲は、全力士の目標、憧れであり、大相撲の花形として活躍しました。
 本展では錦絵や番付、文献を中心に、江戸時代の大相撲を語る上で欠くことのできない抱え相撲の世界をご紹介いたします。

「力士の作品展」

展示期間 平成28年(2016)6月21日(火)〜8月10日(水)

「力士の作品展」

 力士は、手形とともに書を求められる機会が多々あります。7代横綱稲妻雷五郎や12代横綱陣幕久五郎は、相撲の極意を説いた句を残しました。また、絵を描くことを趣味とした力士もいます。書や絵に没頭することによって、厳しい勝負の世界をいっとき離れ、気持ちを新たにできたのでしょう。
 この展覧会では、江戸時代から現代までの名力士による書画を展示いたします。書画には、作者の人柄がにじみ出るといわれます。力士が土俵上で見せる以外の一面を作品から感じていただければ幸いです。

「大相撲の賞 ~勝者を讃えて~」

展示期間 平成28年(2016)4月19日(火)~平成28年(2016)6月17日(金)

「大相撲の賞 ~勝者を讃えて~」

 幕内優勝を果たして賜盃を手にすることは、力士にとって最高の栄誉です。幕内優勝力士には、賜盃のほかに、優勝旗や内閣総理大臣賞、各国、自治体、企業から数々の賞が贈られます。十両以下の各段でも優勝が争われ、本場所に臨む力士の目標となっています。
 また、幕内の取組には懸賞がかかります。形は異なりますが、江戸時代の錦絵で当時の懸賞の様子を見ることができます。結びの取組の後に弓取式が行われていますが、この弓も元々は賞品として与えられていました。
 今回、平成28年(2016)1月場所で優勝した琴奨菊の表彰式を中心に、過去に贈られていた賞の化粧廻しやトロフィーなどから、江戸時代から現在に至る大相撲の賞、表彰について紹介いたします。

「桜と大相撲 〜相撲博物館でお花見〜」

展示期間 平成28年(2016)2月23日(火)~平成28年(2016)4月15日(金)

「桜と大相撲 〜相撲博物館でお花見〜」

 日本相撲協会の徽章は、桜の花をデザインしたものです。また53代横綱・琴櫻をはじめ、桜の字をしこ名に用いた多くの力士たちが活躍してきました。桜は化粧廻しの意匠として使用されることも多く、厳しい勝負が繰り広げられる土俵に彩りを添えています。
 一方で江戸時代から明治時代には、様々な絵師により人気力士たちが花見をする姿が描かれました。毎年恒例となっている靖国神社の奉納相撲では、満開の桜のなかを歩く力士たちの姿を目にすることができます。
 今回は春を迎える時期に、大相撲と大変にゆかりが深い桜を特集いたします。春の到来を感じながら、どうぞごゆっくりご覧下さい。
 本展覧会は、平成23年(2011)に東日本大震災の影響により大幅な会期の短縮を余儀なくされました「梅と桜と大相撲」を再構成したものです。末筆ではございますが、被災者の皆様にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

五十五代横綱北の湖敏満を偲んで

展示期間 平成27年(2015)12月24日(木)~平成28年(2016)2月19日(金)

五十五代横綱北の湖敏満を偲んで

 立ち合いのかち上げから、左四つ右上手を取っての攻めで相手を圧倒し、憎たらしいほど強いといわれた北の湖。ライバルだった54代横綱輪島とは、優勝をかけて数々の熱戦を展開して「輪湖時代」を築き、56代横綱若乃花(二代)、57代横綱三重ノ海、大関貴ノ花、魁傑、旭国らを相手に好勝負を繰り広げて、昭和50年代の相撲界を牽引しました。現在も最年少記録である21歳2カ月の若さで横綱に昇進。10年半、63場所横綱に在位して、幕内優勝24回、横綱での勝利数670などさまざまな記録を樹立しています。引退後は一代年寄北の湖となり、北の湖部屋を創設して8人の関取を育成するとともに、平成14年から平成20年までと平成24年からのおよそ10年にわたって、「土俵の充実」を掲げて日本相撲協会の理事長を務め、公益財団法人化などに尽力しました。
 この度、平成27年11月20日に逝去いたしました北の湖敏満を偲ぶ展覧会を開催いたします。昭和を代表する横綱の一人として、その功績を振り返っていただければ幸いです。