オリンピックへの取り組み
平成28年「大相撲beyond 2020場所」実施報告
概要
日本相撲協会主催で行いました「大相撲beyond 2020場所」の実施報告レポートになります。 |
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1, | イベント名称/ | 内閣官房東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会推進本部事務局委託事業 大相撲国際文化交流イベント「大相撲 beyond 2020場所」 |
2, | 日時/平成28年10月4日(火)11:00開場/12:00開演/15:00ハネ予定 | |
3, | 会場/両国国技館(東京都墨田区横網1-3-28) | |
4, | 主催/公益財団法人日本相撲協会 | |
5, |
観戦予定者 / |
オリンピック・パラリンピックの概念に基づき、今回は外国人・障害者の方、約3,000名を主な観客として招待(完全招待制) |
当日の実施内容 | ||
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10:30 | 集合 ↓ |
春日野広報部長による訓示、横綱 日馬富士による気合いの三本締め |
11:00 | 開場 ↓ |
お出迎え、ふれあい、おもてなし 審判親方・十両力士・行司2名・呼出2名・若者力士(2交代制) |
12:00 | 開演 ↓ |
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ふれ太鼓 ↓ |
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相撲基本動作 ↓ |
若者力士 高三郷、勝武士 | |
子供の稽古 ↓ |
幕内力士 高安、御嶽海、松鳳山、遠藤 | |
髪結い実演 ↓ |
幕内力士:勢、佐田の海 床山:床盛、床隆 |
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櫓太鼓打分 ↓ |
呼出 大吉 | |
綱締め実演 ↓ |
横綱 鶴竜 | |
幕内土俵入り ↓ |
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横綱土俵入り ↓ |
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13:20 | ご挨拶 ↓ |
内閣府副大臣 水落敏栄様 スポーツ庁長官 鈴木大地様 オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部本部長 遠藤利明様 日本相撲協会理事長 八角信芳 |
三段構え ↓ |
横綱 日馬富士、鶴竜 行司 式守伊之助 |
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幕内取組 ↓ |
三役揃い踏みあり 懸賞有り |
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弓取式 ↓ |
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15:00頃 | 打ち出し | 和装スタッフお見送り |
今回の取り組み | |
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■訓示と三本締め 当日参加する親方、関取、若者力士、行司、呼出、床山、若者頭、世話人が全員集合。春日野広報部長からの訓示、力士会会長 日馬富士による三本締めがございます。 |
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■国技館で江戸を体感!和装スタッフ60名によるお出迎え、お見送り | |
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国技館エントランスにて、和装の出方や着物を着た和装スタッフがお客様を御案内 | |
■国技館エントランスに巨大看板が登場 | |
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本イベントのメイン看板をエントランスの優勝ケース前に配置。看板前では記念撮影いただけるよう、和装スタッフを配置。 | |
■関取衆によるお出迎え | |
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審判親方、十両力士、行司、呼出、若者力士がお客様をお出迎えいたします。 | |
■関取衆がマス席でお客様と相撲観戦 | |
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出番のない関取衆はお客様と一緒に席で観覧。お客様との交流も | |
■Twitterで日本の伝統文化である大相撲を世界に発信! | |
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当日の様子はハッシュタグ#Sumo2020を付けてツイートいただくことで、本イベントの様子が来場者の母国へ発信、拡散される | |
■QRコードを使ったタッチ方式入場の導入 | |
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特製入場券に記載されたQRコードをかざす事で、スムーズな入場が実現。もぎりにも、和装スタッフを配置。入場口から和装でおもてなし | |
■特製大入り袋を全員に配布 | |
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和装スタッフが特製大入り袋を配布。来場の記念として | |
■特製パンフレットを全員に配布 | |
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今までにない英字新聞スタイルのパンフレットを全員に配布。相撲の歴史・所作・本日のプログラム内容についての解説・幕内力士の紹介など。幕内力士の紹介ページはポスターとしてお土産にできるよう、1枚仕様に | |
■伝統を復活!三段構え | |
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約20年振りに行う横綱による「三段構え」は相撲の型を3つに集約した「上段」「中段」「下段」構えになります。代々受け継がれてきた相撲の伝統文化を後生に受け継ぐための取り組みになり、できるだけ関取や若者力士にも現場で三段構えを見るよう、当日朝の訓示にて春日野広報部長より指示 | |
来場者に向けた取り組み |
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外国人来場者に対する取り組み | |
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・写真撮影スポットとして会場に大看板を設置 ・Twitterハッシュタグ#Sumo2020を付けてツイート促進 ・関取衆によるお出迎え ・パンフレット・取組表を英語表記メインで作成 ・外国人約1,400名(約150ヶ国)を招待 |
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・英語対応の御案内スタッフ25名を配置 | |
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・国技館で21年振りに行われた三段構え、髪結い実演など、大相撲の文化プログラムを実演 | |
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・英語表記の場内サイン看板を設置 | |
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・場内放送は日本語と英語で交互に行う | |
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・子供と稽古の参加者はインターナショナルスクールの生徒20名 | |
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障害を持つ来場者に対する取り組み | |
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・総合案内に手話スタッフの配置 ・総合案内に筆記ボードを設置 |
・さまざまな障害を持つ障害者約730名を招待 (知的障害・精神障害関係・聴覚障害・盲ろう者・視覚障害・知的障害・精神障害・発達障害関係等) |
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・聴覚障害者へ、手話通訳や要約筆記(モニターによる表示)を土俵前に設置 | |
・聴覚障害者へ、磁気ループ(ヒアリングループ)の設置 | |
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・視覚障害者へ、点字による当日プログラムの配布 | |
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