協会からのお知らせ
令和2年9月10日
お知らせ
協会(玉ノ井部屋)に所属する関取1名(富士東 東十両14枚目)、ほか力士養成員17名に、新型コロナウイルス感染者が確認されましたので、お知らせします。
令和2年9月5日の夜、玉ノ井部屋内に感染者が発生したため、速やかに足立保健所に相談、指示を受け、濃厚接触者及びそれ以外の部屋所属員32名に新型コロナウイルス感染症の検査を施行したところ、新たに陽性者18名が判明いたしました。
陽性者合計19名のうち、12名はすでに医療機関に入院しておりますが、いずれも軽症で、他の7名につきましては、特に症状がなく、現状は部屋内で隔離を行い、今後、入院治療を行う予定です。今後も足立保健所や感染症専門家の指導を受けながら、感染拡大防止に向け、慎重に対応してまいります。
なお、玉ノ井部屋の年寄と力士全員につきましては、九月場所の出場を見合わせ、指定期間の外出を禁止します。他の部屋の力士らにつきましても、体温管理、体調管理を万全に行い、本場所に備える所存です。
日本相撲協会では、今後も「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に基づく感染防止策を、より一層徹底して実施し、感染拡大防止につとめてまいります。また、両国国技館内及び各相撲部屋におきましても、感染防止に対応した施設環境の整備や衛生対策を推進し、出入りされる全ての皆様の健康と安全を確保するための十分な注意を行ってまいります。
以上