協会からのお知らせ
【お知らせ】
大相撲七月場所「開催手法の変更」について
名称:大相撲七月場所
期間:7月19日(日)~8月2日(日)
場所:両国国技館
開場:13時
5月4日理事会において七月場所開催地を東京(国技館)に変更し「無観客開催を目指す」としていましたが、その後の情勢の変化、また「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の設定等、専門家のアドバイスを受け慎重に検討を重ねてまいりました結果、大相撲七月場所を無観客開催ではなく「約2500人のお客様を迎えた開催」とすることにいたしました。なお感染拡大防止の観点から、観客上限は定員の25%程に設定いたします。
開催にあたり政府および自治体等による感染拡大予防のための各種ガイドラインに基づき、施設内の感染予防対策を徹底することに加え、チケットの販売方法や館内の各種サービス等につきましても、感染拡大予防のための取り組みを行ってまいります。
お客様に安心してご来場いただけますよう、関係者一同全力で努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、今後の感染状況ならびに政府および自治体等の対応方針によっては、開催日程や実施方法が都度変更となる可能性もございます。
八角理事長コメント(七月場所、十一月場所、冬巡業について)
本日の理事会で、七月場所を「約2500人のお客様をお迎えして開催」することを決定しました。
三月場所を無観客で開催した後、五月場所は大変残念ながら中止とさせて頂きました。
その後の状況の変化を勘案し、また我々も力士をはじめとした協会員の抗体検査の実施や、感染症の専門家のアドバイスを踏まえた「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の制定などを進めてきたことによって、お客様を安全にお迎えし、七月場所が開催できると判断しました。
ただし、一般的なイベントの上限人数が5000人であり、かつ、お客様と関係者の健康と安全を確保する必要がありますので、収容人員の4分の1にあたる約2500人を限度としました。
また、感染のリスク軽減の観点から、開場時間を13時に変更、入場者はマスク着用、ファンサービスの自粛、売店の縮小等の対策を実施させて頂くこととしました。お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
力士たちは皆、4月から約3か月半、厳しい外出規制や感染予防策を忠実に守り、七月場所に備えてきました。大相撲ファンの皆様のご期待に沿った、迫力ある土俵をお見せできることと存じます。
なお、十一月場所につきましては、大人数による東京から九州への移動・長期滞在によるリスクを避け、日程を変えずに東京で行うこととし、両国国技館での開催を目指します。
また、冬巡業につきましても、十一月場所同様、移動および九州地域での長期滞在のリスクがあることを鑑み、中止とさせていただくことになりました。
十一月場所及び冬巡業を楽しみにされていた九州の大相撲ファンの皆様及び巡業主催者である勧進元様には、誠に申し訳なく、大変残念に思いますが、協会員一同、新型コロナウイルス感染症の感染予防に努め、再び九州の地で力強い大相撲をご覧いただけるよう日々精進して参ります。
令和2年7月13日
主催:公益財団法人 日本相撲協会