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維持員制度について

一、維持員とは

大相撲は単なる格闘技というだけでなく、1500年の歴史を持つ我が国固有の伝統文化であります。その歴史の外郭には、相撲をこよなく愛し、造詣深くご尽力いただく方々が常に存在し、一体となって維持発展して参りました。今日、その方々は「維持員」として日本相撲協会の維持と存立を確実にし、その事業全般を後援すると共に大相撲が未来永劫、親しまれますよう、制度として確立されております。

I、種別

維持員には、普通維持員、特別維持員、団体維持員の3種類があります。

(1) 普通維持員
個人または法人で、維持員会の承認を受け、維持費を納入するもの。
(2) 特別維持員
長期間にわたり公益財団法人日本相撲協会の事業に協力し、その功績顕著なものとして同協会が認めたもの。相当金額を同協会に寄付したもの。
(3) 団体維持員
各相撲部屋・力士などを後援するために会を組織した団体。年間相当金額の維持費を納入するもの。
II、期間

維持員は、維持員本人より継続しない旨の意思表示がない限り継続するものとし、一定期間ごとに確認審査を行うこととします。
一定期間は、当分の間6カ年とします。ただし、団体維持員についてはその限りではございません。

III、地区(本場所が開催される地区)

東京・大阪・名古屋・福岡 以上4地区

IV、その他
(1) 「維持員証」が交付されます
(2) 力士の相撲競技を鑑賞し、力士の技量の実態を把握し、これを育成することで、相撲道の発展を計ることとします。「維持員席」にて当該維持員の属する地区の本場所相撲競技に立ち合う事となります。
(3) 「維持員席」には土俵下の溜席を充てることとなります。東京、大阪、名古屋地区は300席、福岡地区は250席とします。
二、申込要件
(1) 申込者が次のいずれかに該当するときは、加入の申し込みを承認することができません。
未成年者もしくは成年被後見人又は外国の法令上これと同等に行為能力を制限された者
暴力団その他反社会勢力団体、構成員又はその関係者
公の秩序又は善良の風俗に反する行為を行うおそれのある者
その他本協会が不適当であると認める者
(2) 理事会は、維持員として承認した後であっても、前項のいずれかに該当することが明らかになった場合、その承認を取り消さなければならない。ただし、既納の維持費は返還しない。
三、維持費[6ケ年]
東京地区 4,140,000円以上
その他の地区(大阪、名古屋、福岡) 1,300,000円以上
(平成29年度以降 1,380,000円以上)

維持費は、一時金とし、公益財団法人日本相撲協会に対する寄付金とする。 ただし、確認審査の時期にあわせ改訂できるものとする。一時金は、原則として一括納入とする。ただし止むを得ない事情があると協会が認めた場合には分割納入できることとします。分割納入をご希望の場合、別途申込みが必要となります。また、納入金額が定められております。

【その他地区】(6ケ年) (平成29年度以降)
1回 ¥220,000 (¥230,000)
2回 ¥220,000 (¥230,000)
3回 ¥220,000 (¥230,000)
4回 ¥220,000 (¥230,000)
5回 ¥220,000 (¥230,000)
6回 ¥200,000 (¥230,000)
【東京地区】(6ケ年)
1回 ¥690,000
2回 ¥690,000
3回 ¥690,000
4回 ¥690,000
5回 ¥690,000
6回 ¥690,000
四、本場所競技に立ち合うには、
本場所競技に立ち合う場合は、本場所毎に発行される「維持員券」の提示が必要となります。
維持員本人が相撲競技に立ち合えない場合は、代理立会者を認めることとします。
その場合は、維持員本人の責により指名された代理人のみ立ち合うことができます。指名が無い場合は立ち合うことが出来ません。予めご了承下さい。
「維持員券」は販売・転売は禁止されております。お取り扱いにはご注意下さい。
五、維持員の活動

現在維持員の活動の活性化について、維持員の中心機関である各地区の溜会、東西会等へ要請しています。
《要請内容》

公益財団法人日本相撲協会の運営に関し提言を行う。
本場所競技に立ち合い、三賞(殊勲・敢闘・技能)の選考委員(協会より各地区溜会・東西会へ委嘱)として委員会に出席し、その運営にあたる。
※溜会・東西会への加入には各地区とも申し込み手続きが必要です。
力士等の適格者紹介を行う。
相撲道振興のために、公益財団法人日本相撲協会指導普及部の行う相撲の指導普及活動に協力する。(児童等の相撲大会)
各地区の溜会・東西会 《三賞選考委員》
東京 日本大相撲溜会・・・・・・・内3名
大阪 日本相撲協会東西会・・・・・内2名
名古屋 名古屋溜会・・・・・・・・・内3名
福岡 大相撲九州本場所九州溜会・・内4名
六、競技への立合についての注意事項
立合者について
以下の条件に該当する方は立ち合う事が出来ません
未成年者
反社会的勢力者
危険に対応出来ないと思われる方
※力士の転落・飛来物による障害の危険があります。
維持員本人より指名を受けていない代理立合者。
維持員席での禁止事項
危険物の持ち込み
飲食・カメラ撮影禁止
その他土俵進行の妨げになることの禁止
維持員としてのマナー
弓取り式終了まで着席
力士や審判に触れない
維持員席での携帯電話の利用はお控えください
声援や勝負判定に対しての批判はしない
取組中の席の移動は控える
その他
力士の転落、飛来物等により障害を受けた場合は診療所にて当日処置できますがその後の保証等に対しては応じられません。
維持員券の半券は相撲の終了まで必ずお持ち下さい。
喫煙は所定の場所でお願いします。
Q&A
Q. 維持員の申込をしてから、維持員として承認されるまでどのくらいの期間がかかるか?
A. 約2週間~3週間ほどです。
Q. 維持費を分割納入することはできるか?
A. 希望により分割を認めます。但し回数が定められています。
Q. 推薦人はどのような方にお願いすればよいか?
A. 現維持員及び元維持員、協会関係者(資格者以上)
Q. 登録の住所や電話番号に変更があった場合
A. 「変更届」の手続きが必要です。
Q. 維持員の名義を変更したい場合。
A. 会社の社名変更以外の名義変更は、脱退・加入の手続きが必要です。
Q. 維持員を脱退したい場合
A. 「脱退届」の手続きが必要です。
Q. 維持員加入期間の途中でも脱退できるか?
A. 届出を提出いただければ可能です。
Q. 維持費を納入した後で脱退した場合、維持費は返還されるか?
A. 規程により返還できません。
Q. 本場所競技立合の際、席の番号は選べるか?
A. 限定された場所(配付席)により、選べません。
Q. 入場整理券は他人に販売できるか?
A. 販売・転売は禁止です。
Q. 立合いの最中力士が転落してきて、怪我を負った時の対応は?
A. 診療所にて当日処置出来ますが、その後の補償等に対しては応じられません。
Q. 三賞選考委員会はどのように決めているのか?
A. 各地区の溜会もしくは東西会に選任を委託しております。
Q. 一定期間毎に行う確認審査はどのような事を行うのか?
A. 継続の確認のため、再度加入のお申し込みをしていただきます。
Q. 溜会と東西会とはどんな活動をしているのか?誰でも加入できるのか?
A. 三賞選考委員会の選抜・若手有望力士への応援・新弟子の紹介等。各地区溜会に加入審査がございます。

※その他、維持員に関するお問い合わせは
日本相撲協会 維持員担当係 03-3623-5111

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